カテゴリ:読むこと( 6 )

驚異のバイコロビクス

鳥山新一(著)
毎日新聞社
ISBN-10: 4620311545

「バイコロジー」(バイク+エコロジー)という言葉は聞いたことがありましたが、
「バイコロビクス」という言葉は初めて知りました。近所の図書館で偶然見つけた本ですが、
サブタイトル(食べるだけ食べてもやせられる自転車健康法)が気になって(笑)借りて来ました。

バイコロビクス=バイク+エアロビクスの造語でしょうか。著者の鳥山新一氏が開発した
自転車健康法
ということですが、書かれている内容は、最近の自転車関連本などでも
取り上げられているように、有酸素運動により効率的に心肺機能を向上させることができ、
また脚の大きな筋肉群を動かすことで大量のエネルギーを消費できる等々、
自転車に乗ることの効能が「これでもか」というぐらい(笑)書かれています。

また、健康『法』とうたわれている通り、肥満対策や健康維持・老化防止などの数種類の
目的別プログラムが紹介されています。実際の効果についてどの程度検証されているのか
良く分かりませんが、プログラム自体は最終目標心拍数や1回のこぐ時間、運動頻度が
示されており、単純明快です。

しかし、この「バイコロビクス」という言葉。今ひとつマイナーな気がするのは気のせい?
試しにGoogleで検索すると400件程度しかヒットしませんでした。「サイクリング」や
「エアロビクス」が数百万ヒットすることから比べても驚異的な少なさです。
「自転車通勤」でも90万件弱なのに。著者がバイコロビクスを提唱したのが1975年
ということですが、時代が早過ぎたのでしょうか?それとも?

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by walkest | 2007-05-08 22:52 | 読むこと

Tarzan 特別編集 やっぱり自転車が最高!

マガジンハウス
ISBN-10: 4838785151

昼食を買おうと入ったコンビニでたまたま見付けました。また出たのね~(笑)
パラパラと立ち読みしたところ前回の自転車特集号と似たような内容だなぁ、と
思いつつもやっぱり買ってしまいました。

巻頭特集の「乗り方教室」は基本的にロードバイクを対象にしていますがMTBでも
参考になります。ほかにも「長く、快適に走るための筋トレ」「バイクメンテナンス教室」を
始め、作家の高千穂遙氏やタレントのリサ・ステッグマイヤーのインタビューなど
内容は盛り沢山。広告も少なく、前号と同様読み応えのある内容となっています。

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by walkest | 2007-04-27 23:04 | 読むこと

「わたしの家」

大橋歩(著)
講談社文庫
ISBN:4062633159

大きな暮らしができる小さな家で大橋歩さんのことを知りました。
本書は、イラストレーターである大橋さんが、建築家の永田昌民さんに
設計を依頼して建てた、自邸とセカンドハウスの2軒の家づくりの一部始終が
とても詳しく、そして飾り気のない言葉で語られています。

「こだわった家づくりの悪戦苦闘」と紹介されているように、完成した家の
良いところや気に入っているところだけでなく、不満なところ、失敗したところ
なども赤裸々に書かれています。初めて読んだときは、「こんな風に書いて
その後の建築家との関係は大丈夫なのだろうか?」と心配になりましたが、
この2軒だけでなく、さらにもう1軒同じ建築家に設計を頼んだということを
知ったとき、信頼関係ができてるからここまで書けるのかな、と感じました。

あとがきにある、「家は住み手に渡ったら住み手しだい」、という言葉、
忘れないよう、ブログに残しておきます。

ちなみに、セカンドハウスでの暮らしについては、「はるかに海の見える家でくらす」
(講談社文庫)で、こちらも悪戦苦闘ぶり(?)が紹介されています。
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by walkest | 2006-04-03 23:11 | 読むこと

「住まい方の演出」

渡辺武信(著)
中央公論社
ISBN:4121008952

建築家の渡辺武信さんによる『住まい方シリーズ』(勝手に命名してます)の
第2弾です。本書のほかに下記の3冊(いずれも中公新書)が刊行されています。

「住まい方の思想―私の場をいかにつくるか」
「住まい方の実践―ある建築家の仕事と暮らし」
「住まいのつくり方―建築家といかに出会い、いかに建てるか」

いずれも新書らしからぬ(?)読み応えがある良書です。内容を全て覚えているわけでは
ありません(というより、忘れていることの方が圧倒的に多いです(笑))が、はじめの
3冊は思想・演出・実践とタイトルにある通り、概念的な話から著者の自邸を例にした
具体的な話まで、順に読むことで著者の考え方やメッセージが良く理解できました。

以前にも書きましたが、これらの本を読んだのは、「家づくりに役立てよう」とか
「設計してもらうときの参考にしよう」というよりは、単に読み物として楽しむことを
目的に読んでいたような気がします。設計についてはプロにお願いしていましたので、
すっかり大船に乗ったような気でいたわけですが(笑)。

短期間で一気に読破したのは、「住まい方は人生観の表現だ」という著者の主張に
すっかり魅了されていたのかもしれません。どんな住まいが欲しいのか、そこで
どんな暮らしがしたいのか、自分自身の生活、家族との過ごし方、そんなことを
あれこれ考えるのに大きな手助けになった一冊(シリーズ)です。

BLOGを書いていたらまた読み返したくなってきました。
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by walkest | 2006-03-22 23:42 | 読むこと

「大きな暮らしができる小さな家」

永田昌民(著)・杉本薫(著)
オーエス出版
ISBN:4757302010

家づくりを考え始めた頃に良く読んでいた住宅雑誌に気になる家が載っていました。
低目に抑えられた天井に、天井高いっぱいまでの開口がとても居心地良さそうだと
感じました。しかし、なぜ居心地が良さそうに感じたのかその時は良く分かりませんでした。
当時は、N設計室という名前だけを見て、あまり深く考えなかったのですが、
この本を本屋で初めて手にして、「あ、これだ。」とピンときました。

この本には建築家・永田昌民さん設計による住宅が豊富な写真とともに紹介されています。
また、「居心地のよい住まいをつくるディティール」として、天井高の話や、木製建具、照明の
こと、玄関やダイニング、寝室といったスペースのことなどが分かり易く書かれています。

写真を見ているだけで、なぜか和んだ気持ちになるので良く本棚から引っ張り出して
ペラペラめくっています。我が家は色々な理由で木製建具ではなく、アルミサッシを
選んだのですが、この本を見ていると、「やっぱり木製建具にしても良かったかな。」と
思ってしまうのも正直なところです。
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by walkest | 2006-03-20 23:38 | 読むこと

「それでも建てたい家」

宮脇檀(著)
新潮社
ISBN:4101312125

引っ越し準備で本棚を整理していたら、家づくりの最中に読んだ本が
ゾロゾロ出てきました。御他聞に漏れず、家づくりを意識し始めた頃は、
情報欠乏症といった感じで(笑)、手当たり次第色々な本を読みました。

もともと本を読むのは好きだったので、はじめは家づくりの参考になるかな、
という視点で本を探して読んでいたのですが、途中からは単純に読み物として
楽しめるものを中心に多くの本を読みました。図書館で借りて読んだことすら
覚えていないものも多いのですが、購入して二度三度と読み返している本も
あります。

宮脇檀さんの本もそんなうちの一冊。この本を読むまでその名前すら知らず、
購入したときも、てっきり女性の方だとばかり思い込んでいました(笑)。
初めて読んだときは、「こういう世界があるのだなぁ。」とカルチャーショックを
受けたことを覚えています。それまで家というものについてそれほど真剣に
考えたこともなく、もちろん建築家に設計を頼んで家をつくるといったことも
決して身近なことではありませんでした。

読み始めると、軽妙な語り口にアッという間に宮脇ワールドに引き込まれ、
一気に読み終えました。そしていざ自分の家をつくる段になると、設計段階では、
「子供は子供部屋で勉強していない」「男に書斎など要らない」といった言葉を
思い出し、工事が始まると、本当に「家は大きく見えたり、小さく見えたり」することに
なるほどと感心しました。

さて、いよいよ引っ越しの日が近づいてきました。今度は「初期クレイムの爆発」、
「思い込みの思い違い」だそうです・・・(笑)。
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by walkest | 2006-03-16 23:31 | 読むこと